新訳 星の王子さま (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
大人のための「星の王子さま」
全世界で「聖書」の次に読まれていると言われる『星の王子さま』。今年、多くの出版社から新訳が出る中で、最も簡潔で美しい日本語訳が、この倉橋由美子訳です。この半世紀、日本での『星の王子さま』は、童話として、あるいは純粋な「子どもの心」からのメッセージとして読まれてきました。倉橋由美子の訳では、けして子どものために書かれたものではなく、むしろ「大人のために」書かれた悲しい物語として訳されています。世界の傑作を、最も格調高く、文学の香りに満ちた新訳でおたのしみください。
内容(「BOOK」データベースより)
二つの孤独な魂が交歓する、世界で最も悲しい物語。大人のための『星の王子さま』。
タラ・ダンカン〈3〉魔法の王杖〈上〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
リスベス女帝がしかけた“虚構の戦争”で、タラの仲間はつぎつぎに倒れていった。激しい怒りにかられたタラは、全力で魔術を放ち、そのせいで完全に記憶を失ってしまう。記憶を取りもどすために行ったオモワ帝国で、タラは女帝の後継者になることを受け入れ、“世継ぎ修業”を始める。図書館での殺人事件、母親セレナの恋など、物語は急展開する。
内容(「MARC」データベースより)
「タラをひとりにしない! 私、あなたのそばに残るわ!」 孤立したタラを支える仲間たち。青春の初々しい恋と友情がひびきあう! フランスで人気のファンタジーシリーズ第3弾。
女帝エカテリーナ 上 改版 中公文庫 B 17-3 BIBLIO (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ドイツの小領主の家に生まれたエカテリーナは、ロシアの皇帝に嫁す。うちつづく試練と果てしない闘争。十八世紀ロシアの広大な世界を舞台に、権力と愛欲と啓蒙に生きた彼女の華麗で波瀾万丈の生涯がここに始まった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
トロワイヤ,アンリ
1911‐。フランスの作家。モスクワ生まれのロシア人で、幼時、革命を避けてパリに移住。処女作『ほの明り』でポピュリスト賞、1938年にはサルトルの『嘔吐』と争い、『蜘蛛』でゴンクール賞を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランゲ (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
おそうじぎらいがもとで家を追い出されたリスはオオカミに食べられそうになったときにも「おそうじだけはおぼえたくありません!」といいます。ユーモアあふれるフランスの幼年童話。読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:小学低学年から
チボー家の人々 (3) (新書)
出版社/著者からの内容紹介
【全巻内容】
1 灰色のノート/2 少年園/3 美しい季節1/4 美しい季節2/5 診察/6 ラ・ソレリーナ/7 父の死/8 一九一四年夏1/9 一九一四年夏2/10 一九一四年夏3/11 一九一四年夏4/12 エピローグ1/13 エピローグ2
さかしま (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
三島由紀夫をして“デカダンスの「聖書」”と言わしめた幻の名作が待望の文庫化。ひとつの部屋に閉じこもり、自らの趣味の小宇宙を築き上げた主人公デ・ゼッサントの数奇な生涯。澁澤龍彦が最も気に入っていた翻訳。
内容(「BOOK」データベースより)
「生産」を至上の価値とする社会に敢然と反旗を翻し、自らの「部屋」に小宇宙を築き上げた主人公デ・ゼッサント。渋沢龍彦が最も愛した翻訳が今甦る。
眼球譚(初稿) (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
一九二八年にオーシュ卿という匿名で地下出版されたバタイユの最初の小説。本書は、著者が後に新版として改稿したものと比べて全篇にわたって夥しい異同がある。サド以来の傑作と言われるエロティシズム文学として、「球体幻想」を主軸に描き上げた衝撃作であり、二十世紀の文学史上、最も重要な異端文学のひとつとして評価され続けている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
バタイユ,ジョルジュ
1897‐1962年。フランスの作家、思想家。古文書学校を卒業後、国立図書館などに務める。「ドキュマン」誌や「クリティーク」誌で思想運動を展開しながら、『無神学大全』三部作や『呪われた部分』『エロチシズム』など多くの著書によって西欧思想を根本的に問い直し、二十世紀の最重要思想家の一人と評される
生田 耕作
1924‐94年。京大文学部卒。京大名誉教授、フランス文学者。ブルトンやバタイユ、セリーヌやマンディアルグなど「異端」の文学を精力的に翻訳・紹介する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
O嬢の物語 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
恋人のルネによってロワッシイの館に囚われの身となった「O嬢」は、複数の男たちによって鞭打たれ、鎖に繋がれ、次々と辱めを受け弄ばれる。その背徳の日々の中で「O嬢」は、隷属し男の所有物となることへの歓びと幸福に、しだいに目覚めてゆく。エロスの極限と反社会的表現で物議をかもした異端の書を、倒錯文学の巨人・千草忠夫が畏敬の念を込めて翻訳。表題作他一編収録。
愛人(ラマン) (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
18歳でわたしは年老いた―。あの青年と出会ったのは、靄にけむる暑い光のなか、メコン河の渡し船のうえだった。すべてが、死ぬほどの欲情と悦楽の物語が、そのときからはじまった…。仏領インドシナを舞台に、15歳のときの、金持の中国人青年との最初の性愛経験を語った自伝的作品。センセーションをまきおこし、フランスで150万部のベストセラー。J・J・アノー監督による映画化。
星の王子さま―オリジナル版 (単行本)
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著者の生誕100年を記念し作られた復刻版。挿絵は著者自身が描いた米オリジナル版そのままの絵が載せられている。これまで親しんできた挿絵と比べると輪郭がはっきりしていて鮮明、そのほかにも「ささいな違い」を見つけながら読み進めていく楽しみもある。 本書は、ストーリーの展開を楽しむ意味においては子ども向けだが、むしろ大人向けのメッセージに満ちていて、本来人間には「心の目」が備わっているということを呼び起こされる。その、真実を見ることのできる「心の目」をもって、大切にしていかなければならないモノを感じ取り、それを生かしていくことで人は豊かになれるはずなのだが、さまざまなことに心を奪われ見えなくなっていき、やがて見ようともしなくなる(王子が訪れた星に住む大人たちは点灯夫以外その象徴のようでもある)。 キツネの言葉「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目には見えないんだよ」は著者からの、大人、そしてこれから大人になる子どもたちへの警鐘なのかもしれない。(加久田秀子)
出版社/著者からの内容紹介
世界中で100以上の言語に訳されている名作『星の王子さま』.英語の初版本と,版権を所有するフランス・ガリマール社版を比べると,さし絵の色調やタッチが微妙に異なっていました.このたびサン=テグジュペリの生誕100年を記念して,作者が生前目にした唯一の版といわれる英語版に基づいて,オリジナル版『星の王子さま』をお届けします.